GTX1060はパスカルシリーズ人気No.1グラフィックボード！
GTX1060が遂に登場しました！価格はGTX960より少し高いくらいで性能はGTX980に匹敵し、10シリーズ人気No1のグラフィックボードとなっています。
1080や1070のようなウルトラハイエンドモデルではなく、純粋なハイエンドモデルです。フルHDのゲームであれば最も必要とされる性能ですので、とても人気があって注目を集めています。
それもそのはず、これまでのGTX960はミドルエンドクラスで優秀でしたが、性能面で完璧ではありませんでした。しかしGTX1060は価格は大差が無く、性能は4K解像度以外では完璧となっています。
さて、VRはi5-4590とGTX970の組み合わせが最低限必要な推奨環境となっています。ここで登場したGTX1060はGTX970と価格差がありませんから、実質的にGTX970の上位互換とも言えます。
既にGTX970を所持しているのであれば別ですが、VRの推奨環境は今風に言えばi5-6500とGTX1060の組み合わせと取れます。むしろこの構成こそが推奨環境であってもおかしくはないでしょう。まだ出始めですし、当時は10シリーズが存在していませんでしたから仕方がないのですが…。
そんなGTX1060はCUDA Coreが1280基とGTX1070,GTX1080と比べて大きく劣ります。それらと比べると性能も価格もかなり下となるので、当然と言えば当然です。基本的な装備ではGTX1070に太刀打ちできませんが、処理速度に大きく関係しているベースクロックでは同等です。
ブーストクロック、メモリクロックでは僅かながら上回っています。メモリバス帯域幅は狭くなっているので処理速度では少し厳しく、性能では確実に追いつけない原因とも言えるでしょう。搭載されているメモリはGDDR5となりますが、容量はGTX980の4GBを超える6GBでGTX980Tiと同じです。このメモリ容量なら4K解像度にも適正はあるのかもしれないと考えましたが、純粋に性能で厳しいです。
RadeonのR9 390XやR9 390が8GBのメモリを搭載していましたが、4K解像度には適正を持っていませんでした。GTX980よりもマシという程度でしたので、それと同じことです。
消費電力はGTX960と同じくらいで、とても省電力ですから買い替えによる交換の際に電源はそのままでも良いのは有り難いですね。高い性能のグラフィックボードへの交換は、同時に電源の交換も考慮しなくてはなりませんでした。その手間を省けるというのも、人気の秘密かもしれませんね。
買い替え対象
GTX960以下の性能、もしくはGTX600番台以下の古い製品を所持している人は買い替え対象になりそうです。現時点で性能に困っていないのであればいいですが、ゲームをしっかりガッツリプレイしたいなら最適なグラフィックボードでしょう。
高解像度対応のモニターを所持していて、高い解像度でゲームをプレイしたいのであればGTX1070やGTX1080を選択しましょう。多くのゲームを4K解像度でプレイできるほどの性能ではありません。
ですが、1920x1080のフルHD解像度であればサクサク快適な動作ができます。ゲームはプレイするけど、軽く遊ぶ程度という人にもおすすめできますね。これまでは価格と性能、つまりコスパ的にGTX960をおすすめしていましたが、これからはGTX1060がそのポジションにつきそうです。
高い性能、手頃な価格。まさに求められている最高のグラフィックボードと言っても過言ではありません。ひょっとするとGTX1050が更に優れたモデルとして登場するかもしれませんが、登場するにしてもまだ少し先のお話です。
現時点で、登場したてで低価格とは言えないかもしれませんが、全てのゲーマーにおすすめできるグラフィックボードです。買い替えを検討している人は是非確認してみてください。
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